- エンジニアTaka3
機能安全認証の種類
第三者認証機関による機能安全認証と言ってもいろいろあります。
メーカー様が取得するのは、安全認証で
・製品の安全機能をシステムとして認証します。
ツールメーカー様が取得するのは、名称は定かではありませんが、
・機能安全規格が要求するツールに対する信頼性で
審査が不要(Pass)となります。 認証されてないツールの場合は、機能安全規格の要求事項に自ら対応し、第三者認証機関へ説明すれば審査はPass出来ます。
ソフトウェアの場合の多くはプロセス認証だと思いますが、
・機能安全規格の要求する信頼性の認証で
・安全認証の際の信頼性に対する審査は不要(Pass)となりますが、
・安全性の審査は対象となります。
認証されてないソフトウェアの場合(多くはこちら)、機能安全規格要求に対応した信頼性のあるソフトウェア開発を実施し、審査を受ければPass出来ます。
マイコンの場合は、いくつかあって
・認証された開発プロセスで開発されたマイコンや
・安全認証取得した安全機能に使用したマイコン(実績)
などが有るようで、メリットとしては
・新しいマイコンでも安全機能に使用出来る場合がある
・利用可能な診断機能がある
・安全認証取得の際のドキュメントが使用可能な場合がある
等で、残念ながら故障率が下がったり、審査が不要になったりはしないようです。
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